フォードGT40は、1960年代に打倒フェラーリを目指して開発された傑作レーシングカー。レースシーンで無敵のフェラーリを買収する計画を立てたが交渉決裂、自社開発に踏み切って生まれたモデルだ。1964年にプロトタイプが完成。その年のル・マン24時間はリタイア。65年のル・マンはラップレコードと最高速度記録を更新するものの、4台すべてがリタイアした。1966年シーズンはマーク2に進化し戦闘力が向上。挑戦3年めにしてフェラーリを破りブルース・マクラーレン／クリス・エイモン選手組が見事に優勝。1〜3位を独占する。以後、4連勝を達成した。 　イラストのマークVは、フォードから商標権、生産治具、金型、部品などを譲り受け、サファイアエンジニアリングが生産したモデル。オリジナルの車台番号を継承し、1981年のシャシーNo.P1090からデリバリーが開始され、2000年まで合計40台を生産。マークVはGT40の最終仕様として認知されている。

ロゴ入り額縁プレート付き

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